入れ歯

2016年2月16日 (火)

入れ歯治療が難しい理由

北海道で唯一の入れ歯専門歯科、コンフォートデンタルクリニック理事長の池田昭です。

ここ数日は大雪には見舞われずに済んでいますが、さすがに寒い日が続いております。
今日は「入れ歯治療がなぜ難しい」のかまとめてみましょう。


『入れ歯治療が難しい5つの理由』

1.入れ歯の治療を得意としている歯科医師が少ない

極めて単純な理由ですね。この10年くらいの風潮としてして入れ歯の治療よりもインプラント治療の方が歯科医師には圧倒的に人気があります。一時のインプラントバッシング報道によって入れ歯治療の大切さを見直す雰囲気はありましたが、止むを得ずといった感じでしょうか。ごく最近はまたインプラントの人気が戻ってきている感じがします。

大学を卒業して、インプラント治療の講座か入れ歯治療の講座かどちらに残って勉強するかと問われれば、普通の感覚の持ち主ならインプラント治療の講座を選ぶでしょう。その理由は下記につながります。

私の出身大学からは、少なくと名称と概要だけで判断する限りでは入れ歯治療単体の講座は無くなりました。その代わり、差し歯とインプラントの組み合わせか、入れ歯とインプラントの組み合わせの講座になっています。
最近は歯科医師数の過剰と言われてその対策の効果もあり歯学部の学生数が確実に少なくなりつつあります。それに加えて入れ歯治療が得意なベテラン歯科医師の大量リタイヤの時代が始まっているとなれば、一体どのような状況になるのか本当に心配です。


2.入れ歯治療の利益が低い

このことに関しては感じ方によります。
ですから、保険の入れ歯1つの利益がおおよそ1万円前後ということを聞いても高いか低いかの感じ方には個人差があるでしょう。

このことに関して触れることには抵抗がありましたが、綺麗ごとの理由だけを並べても意味はありません。そして、歯科医院の殆どが小さな個人経営の商売であることを考えれば、この理由が入れ歯治療の結果に少なからずの影響を与えていることには誰も異論は無いはずです。

業種によっては1万円の利益を得るためには相当な苦労があるかもしれません。
でもここでは歯科医として価値観で比較してみます。

同じ1万円の利益を得るとしたら、前歯の差し歯を1本やり替えるか、30分かけて小さな虫歯を見つけて2本ほど詰め物をすることでも可能です。どちらも、本数が増えれば掛け算になります。入れ歯は大小の差はありますが、1個は1個です。上下で2個になります。歯の本数が14本だから14倍ということにはならないのです。

歯科医院を開業するにはかなりの費用がかかります。テナント開業でも5,000万円近く、戸建ての開業なら1億円を超えることだって珍しくありません。また院長一人では仕事はできませんからある程度の数のスタッフを雇う必要もあります。毎月の支出を考えると、何度電卓を叩いて計算しても、保険の入れ歯の治療だけでは歯科医院経営は成り立ちません。
事実、私が田舎町で年間500個の保険の入れ歯作りに追われていた時代には、患者が待合室に溢れかえっているにもかかわらず、倒産寸前まで追い込まれました。


3.入れ歯治療には時間がかかる

きちんと機能する入れ歯を作るには時間がかかります。そして手を抜こうと思えば時間を短縮して作ることもできます。保険診療のように1つの治療行為に対して一定の治療金額が決まっている健康保険の制度上、治療にかかる時間が延びるほど時間あたりの利益は低くなることは避けられません。

そして入れ歯治療の場合、完成後の調整という工程があります。その回数が多くなれば、他の患者を診る時間が無くなります。入れ歯の調整費用はある回数を超えるとその費用を請求することすらできなくなります。

つまり難症例と言われる患者さんである程、調整回数が多くなることは明白であり、そしてタダ働きの時間が多くなることも決まったようなものです。

入れ歯で長年困っているような難症例の方こそ、時間をかけて丁寧に入れ歯を製作してその後の調整にもじっくりと取り組みたいのに、その部分の評価は全く考慮されていません。結果、多くの入れ歯難症例の患者は思ったような治療結果を得られずに困っています。


4.患者の感じ方によって評価が決まる

我々歯科医師が、完璧と思って提供した入れ歯でも、患者本人から「全然だめ」と呆気無く否定されることがあります。どこがどのように「だめ」なのか歯科医師もすぐに理解できる場合もありますが、どうにも本人にしかわからない場合もあるのです。

教科書的にはまるで非の打ち所の無い入れ歯でも、患者本人の主観によってそれは出来損ないの入れ歯というレッテルを貼られてしまいます。また時には家族の何気ない一言で完成した入れ歯に対する不信感を抱いてしまうこともあります。「自分はとても良いと思っているけど、娘が変だって言うの」といった感じです。

保険の制度上、作れる入れ歯の数は半年間に1組と決まっています。作り直しや修理にかかる費用も全て歯科医院持ちになります。見た目が気に入らなと言われても、そう簡単にもう一つ入れ歯を作るという訳にはいかないのです。


5.今も昔も大きく変わらない

患者さんが持っている30年前の入れ歯と最近の入れ歯を見比べても大きな差はありません。勿論、使った分だけ消耗している違いはあるでしょう。

そう、今も昔も保険の入れ歯の製法に大きな違いはありません。新しい材料が取り入れられることは稀にありますが、画期的という程の差では無いのです。

ところが現実には入れ歯治療方法はどんどん進化しています。材料だって非常に高機能で高性能なものが登場しています。ただそれが保険治療に取り入れられていないだけの話です。

例えば入れ歯本体も硬いプラスチックの材料から、今では軟らかいシリコーンを応用したものまであることをご存知でしょうか?

治療方法も、最初から入れ歯を2組または3組も作ることを前提とした治療方法があります。治療期間も慌てずじっくりと時間をかけてお互いに納得してから進めていきます。保険では作れる入れ歯は1組しか認められていません。


まとめ

国民の医療に充てられる国の財源には限りがあります。毎年大きく増大している医療費もその殆どが歯科以外の診療科であり、歯科に関しては永らく据え置かれてきました。理想を語るのは簡単ですが、入れ歯治療を取り巻く環境が今すぐ大幅に好転することは現実的には見込めません。
より良い物、より良い結果を求めるのであればそれは自己負担でという国のスタンスは、現実を考えれば仕方無いものがあります。

ならば自己負担で、ということになるのですが、「噛めること、食事を愉しむこと」に価値を感じなければそういう訳にもいきません。患者本人の強い思いがあれば歯科医師にもそれに応える準備はあります。得意としている手法に違いがあるかもしれませんが、きっと適切なアドバイスや紹介をしてくれるはずです。


札幌で入れ歯専門の歯科をお探しなら、まずはコンフォートデンタルクリニックにご相談ください。

電話 011−211−1000(平日9時〜18時)

2016年2月 4日 (木)

緊急募集!難しい総入れ歯の患者様!

北海道で唯一、入れ歯専門歯科のコンフォートデンタルクリニック理事長の池田昭です。

やっぱりと言いますか、結局、雪は降るんですね。雪が少ないことに喜んでたのも束の間、地域によっては平年の3倍の降雪量になっているようで、早く春が来ることを心待ちにしております。
ここ数日の天候のために、予約の患者様のキャンセルも相次ぎました。
と言いますのも、患者様の半数近くが札幌市以外でして、JRや飛行機が運休しますと患者様も来院することができません。しょうがありませんね。
札幌市内の患者様も、距離は違えどこの時期の通院は厳しいものがあります。
ですから例年1〜3月は新規の患者様の数はとても少なくなるのですが、部分入れ歯の患者様はとても多くの方が相談にいらしています。ちょっと待ちます。
部分入れ歯の担当は主に私、池田昭が担当しております。お昼休みが無くなってしまいました。でもあまり痩せません。
総入れ歯は、「松丸悠一」が担当しています(イケメンですよ)。
実はこの松丸、まだ40歳の手前ですが、将来的に日本を代表する総入れ歯専門歯科医師として、世界で活躍できるほどの技術を持っています。
その松丸ですが、1月の患者様が連続して治療が完了しました。
彼が担当するのは、他のクリニックではお手上げで何度入れ歯を作ってもまともに食べることができない患者様ばかりです。ですから、ある程度治療期間に余裕を見ていたのですが、思いの外順調に治療が進んだようです。さすが!
さらにこの厳しい天候の時期ですから、早い時期に治療を開始することができます。
あまり困っていない方は、ご近所の歯科医院で治療を受けられてください。それでもダメだったという方はぜひご相談ください。
それも、今すぐです!毎年春になると突然患者様が増加してしまい、受け入れに余裕が無くなってしまいます。
繰り返しますが、この時期だけ、総入れ歯だけの緊急のご案内です。
はい、総入れ歯の患者様、相談の予約に必要な費用は電話代のみとなっています。
(交通費は含まず)
電話 011−211−1000(平日9〜18時)
また、近日中に入れ歯モニターのご案内をする予定です。おそらく、月に1名程度となりますが、条件等が決まり次第、ご案内します。

2016年1月20日 (水)

入れ歯専門科

こんにちは!
コンフォートデンタルクリニック
入れ歯専門カウンセラーの吉崎美加子です。


東日本全体的に荒れ模様ですね。
皆様
移動される際はくれぐれもお気をつけて・・・


今日は「専門」について書いてみようと思います。

小児科
耳鼻科
皮膚科
整形外科 などなど
病院には様々な科jがありますが
皆さんは診てもらいたい症状や患部の状態によって
受診する病院を選んでいますよね?

まさか腰が痛いのに眼科に行ったり
耳が聞こえずらいのに肛門科には行かず
専門の科を受診されると思います。

お口の中も同じなのではないでしょうか。

歯科の中も一応、科が分かれています。

親知らずなどの難しい抜歯は口腔外科
歯並びを整えるには矯正歯科

では
歯を失った方は?
保険でも
どんなに未熟で経験が無い先生でも作れてしまう入れ歯。
悲しいことに
それらの入れ歯は患者様に全く合っていない入れ歯多いのが現実です。
合わない入れ歯はストレスの塊となって患者様を痛めつけます。

そりゃそうだ。

皮膚科の先生が心臓バイパス手術ができるはずないし
心療内科の先生が二重の手術できません。

ここ札幌には
道内初!
ただひたすら入れ歯だけを作り続ける
入れ歯専門科が存在します。

入れ歯のお悩みは
ご本人様にしかわからない辛いお悩みです。
でも合わない入れ歯を、「本当に合う入れ歯」へ替えることで
今まで食べられなかったものが食べられるようになり
話しずらかった会話が楽しくなり、周りを気にせず笑えて
毎日の生活に笑顔と活力がよみがえってきます。

諦めてしまう前に、まずは当院までご相談ください。
無料相談を受け付けております。
どのようにして今の様な状態になってしまったのか
どのようなことで悩んでらっしゃるのか
私たちにありのままにお伝えください。
どんな内容でも全て伺い、受け止めます。
しっかりお話をお伺いした上で
丁寧に沢山の解決方法をお伝え致します。


歯を失ったら
迷うことなく
当たり前に
入れ歯専門科へ。

入れ歯の相談は無料で行っています。(完全予約制)
電話 011−211−1000(平日9時〜18時)
北海道札幌市中央区南二条西3丁目12−2 トミイビルNo.37 3階

2016年1月19日 (火)

入れ歯を作る理由

北海道で唯一の、入れ歯専門歯科クリニック、コンフォートデンタルクリニック理事長、池田昭です。

今週は天気が大荒れになりそうな雰囲気で、緊張しています。
さて、今回は患者様がわざわざコンフォートデンタルクリニックで入れ歯を作る理由について考えてみたいと思います。
まず、患者様が入れ歯を作ろうと思った理由は何でしょうか?
単に入れ歯が古くなったから、壊れてしまった、何となく。
きっとその程度の理由であれば、かかりつけか近所の歯科医院で入れ歯を作るでしょう。だって、大して困ってませんから、わざわざ遠くのコンフォートデンタルクリニックまで来る理由にはなりません。
実際のところ、私共のクリニックにいらっしゃる患者様の殆どは、入れ歯のことで相当困っています。どうしようもないくらいに。
これまで散々入れ歯を作ってきたけどどうにも上手く行かない。「あなたの口の中には魔物が住んでいる」と歯科医に言われた患者様もいます。くまなく探しましたが、魔物は住んでいませんでした。
ただし、共通して言えるのは、いわゆる「難症例」となるであろう状況だということです。確かに他の診療の片手間に対応するには厳しいでしょう。

歯科医師の立場を擁護する訳ではありませんが、保険の入れ歯の価格が余りにも低すぎます。小さな虫歯を2本治したのと変わらない利益です。30分もあれば終わります。

入れ歯治療はそうは行きません。痛い、外れるなど、対応にかかる時間は数倍かかりますし、「難症例」であれば時間がかかることは事前に予測できてしまいます。
「難症例」の患者様はどこに行ったら良いのでしょうか?それをわかりやすくするために私は「入れ歯専門」という形をとりました。だって、その通りですから。
ただし、治療には時間がかかります。「自由診療でお金がかかるんだからもっと手早く治るんでしょう?」と言う方もいますが、全く違います。
時間はかかります。時間をかけるためにそれに見合った価格をご提案させてもらっています。
治療費を「入れ歯の価格」と捉える方は、ちょっと驚くでしょう。
患者様は入れ歯を作りに来ていますが、実はそれも本当の理由ではありません。
入れ歯を作ることは近所の歯科医院でもできますよ。それだけの理由で私共のクリニックに来る必要はありません。
私共が提供しているのは、「新しい人生」です。噛める人生なのです。
そして、入れ歯の治療はお付き合いのきっかけでしかありません。
これからの人生を充実したものにするためのお手伝いの始まりに過ぎません。
当初は「入れ歯を作る」ことに主眼を置いて治療に当たってきましたが、現在は入れ歯は作った、そしてそれからどうするか?ということに力を入れています。
コンフォートデンタルクリニックで入れ歯を作る人の本当の理由、
それは「新しい人生を手に入れる」ということに他なりません。
入れ歯の相談は無料で行っています。(完全予約制)
電話 011−211−1000(平日9時〜18時)
北海道札幌市中央区南二条西3丁目12−2 トミイビルNo.37 3階

2016年1月 8日 (金)

2016年の抱負

北海道で唯一の、入れ歯専門歯科クリニック、コンフォートデンタルクリニック理事長、池田昭です。

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年末年始は比較的穏やかで2016年も素晴らしい1年になることを願っております。

毎年この時期は足元が悪く、交通機関も乱れがちなため、なかなか新規の患者様は多くはないのですが、今年は違うようです。
非常にありがたいことではありますし、現状では新規の患者様がいなくてはクリニックは成り立ちません。

でも本当に大切にしたいのは、これまで入れ歯を製作してきた1,400人の患者様です。

入れ歯は作ったらそれでおしまいではありません。それは皆さんも良くご存知かと思います。入れ歯は毎日8時間は使うものです。噛める人であれば自分の体重と同じくらいで噛みます。ですから少しずつ消耗し、劣化してしまいます。

つまり、お付き合いは入れ歯を使用している限り、ずっと続くわけです。1,400人ともなりますと、それだけでもかなりの数です。

私が開業した当初の目的は、「入れ歯を作ること」でした。
でも今では違います。
大切なのは、入れ歯を作った後です。

そして現在の目的は、「患者幸福度を上げる」ことです。

入れ歯治療をきっかけとしたお付き合いから始まって、食べることの問題は解決しても、その他の不安なことや困っていることなどがあれば、幸福度は下がってしまいますよね。

ですから、私たちは、患者様の幸福度を上げるために、もっと何かができるのではないかと考えています。

何ができるのかを見つけるために、患者様との食事会を開いてみたり、柔道整復師がクリニックに来て、手のひらマッサージをしたりするのもその取り組みの一つです。

これからも突飛なサービスをご提案して皆様を驚かせるかもしれません。


繰り返しになりますが、新規の患者様が必要であるのは事実ですが、その数をいかにして減らしていくか、矛盾しているように思えますが常に考えています。

一旦、「噛める入れ歯クラブ」の仲間になれば、充実した人生が待っている、そんなクリニックにすることが私の理想なのです。

最近、1ヶ月の新規患者様の数を限定するようにしています。厳密な運用はまだしていませんが、限られた数の患者様をしっかりと治療するということを忘れないようにするための処置です。

ですから、治療を受けたいと思われても直ぐには治療に入れない可能性があります。
それでも、もし入れ歯のことで困っている方がおりましたら、相談はお受けしています。それが問題解決のヒントになれば幸いです。

相談予約の電話は

コンフォートデンタルクリニック
011-211-1000(平日9時~18時)

2016年1月 6日 (水)

目標達成!

こんにちは!
コンフォートデンタルクリニック
入れ歯専門カウンセラーの吉崎美加子です。

皆様
明けましたfuji今年もどうぞ宜しくお願い致します。

去年
ご縁を頂き、治療させていただいた結果
美味しい物を沢山召し上がれるようになった患者様shine
どんな新年をお迎えでしょうか・・・
見た目が改善され美しく整った患者様shine
忘年会や新年会を満喫されているでしょうか・・・

初回のカウンセリングの際に必ず「目標」を伺います。

家族と同じものが食べれるようになりたい

自分が漬けた漬物をバリバリ食べれるようになりたい

友達と旅行に行けるように見た目を改善したい

人前で自信をもって笑えるようになりたい

肉にかぶりつけるようになりたい・・・


患者様の数だけ目標があって
この目標に対する覚悟が強い患者様ほど
治療が成功します。

そして
私達は患者様のその目標を達成できるように
技術・経験・知識
全てを使って全力でサポート致します。


今年も皆様にとって素敵な一年になりますようにshine

沢山の「目標」が達成されるように
コンフォートデンタルクリニック・スタッフ一同
今年も本気で入れ歯治療をしてまいります。

どうぞ宜しくお願いいたしますsign03

コンフォートデンタルクリニック
http://www.irebasapporo.com/


011-211-1000

 

2015年12月26日 (土)

池田昭のストーリー その7

皆さんこんにちは。北海道で唯一の入れ歯専門歯科クリニック、コンフォートデンタルクリニックの理事長、池田昭です。

今年もあと少しで終わってしまいます。私のストーリーはまだ終わっていませんが、なかなかじっくり書く機会も少なくて。


言い訳は辞めます。

そんな暇があったらストーリーを進めましょう。今回のパートは、入れ歯治療が嫌いだった私が入れ歯治療が好きになる重要なきっかけの話です。

皆さんこんにちは。北海道で唯一の入れ歯専門歯科クリニック、コンフォートデンタルクリニックの理事長、池田昭です。

今年もあと少しで終わってしまいます。私のストーリーはまだ終わっていませんが、なかなかじっくり書く機会も少なくて。言い訳は辞めます。

そんな暇があったらストーリーを進めましょう。

さあ、この世の中にはこれまでとはちょっと違った入れ歯の製作方法があると知った私は、その製作方法を知るべくセミナーに参加しました。

株式会社バイテック・グローバル・ジャパンが主催し、シリコーンを応用した、「コンフォートデンチャー」という新しい入れ歯についてのセミナーです。

札幌で行われたそのセミナーには思った以上に多い先生方が参加していました。100人は超えていて200人には満たない、それくらいでしょうか。私は会場の右側、前から2列目に座りセミナーが始まるのを待ちました。

他の先生方は何を期待してこのセミナーに参加しているのだろうか?私と同じように入れ歯治療に悩み、何とか患者さんを噛めるようにしたいと思っているのだろうか?

時間に鳴りセミナーは始まりました。その入れ歯製作法の特徴は、入れ歯の内面に柔らかなシリコーンを貼り付けるということにあります。その効果で痛みは生じ難く、外れ難い入れ歯を作ることができます。

まずはそのシリコーンとはどういう物なのか説明があり、そして次に具体的な治療手順に話が進んでいきました。

それは参加前に想像していた通りの手順でした。

こうしたらきっと上手くいくのでないか?と感じていたそのやり方が正規の手順として紹介されていたのです。

自分のやり方が肯定されて、とても気分よく時間は過ぎていきました。「あの先生」があのおかしな質問をするまでは。

恐らくセミナーの肝となる部分の説明が半分は過ぎた頃だと思います。

「痛みを生じないってことだけど、もし痛いって言われたらどうするの?」

中央付近の先生が質問しました。

答えていたのは、技術の開発者である歯科技工士です。

「製作の過程で痛みがないことを確認し、それでも痛みがあれば調整を必要とする」

なるほど、はい次。と思っていた所に先ほどの質問者である先生が、

「いや、それでも痛いことがあるでしょ。きっと。その場合、どうするの?」

おっと、こだわるね。

それに対する回答があったと思ったら、

「患者からお金もらって、痛いとなったら困るんだよ、その場合、どうしてくれるの?」

いやいや、どうするもこうするも、そこはドクターの頑張り所だろ、早く進めてくれないかな。

ちなみにこの押し問答的な状況が5分くらい続いたところでとうとうセミナー講師が、

「もうわかった!これから話そうとしていた内容は取りやめて、この質問に対する答えをこれから見せる!」

まさにキレてしまったのです。

セミナーの後半は何か凄いテンションで話しは進みました。結局、最後まで怒り口調、私たち他の参加者は喧嘩に巻き込まれた感じです。でも私は、このシリコーンを応用した入れ歯の製作方法に大いなる可能性を感じてセミナー会場を後にすることができました。

運命的な出会いなど、一生のうちにそう何回もあるものではありません。

まさかこの時点で、「コンフォートデンチャー」から名称を拝借して「コンフォートデンタルクリニック」を開業することになるとは夢にも思ってはいませんでした。

コンフォートデンチャーは、数ある選択肢の中の一つ、ましてや大の苦手の入れ歯治療でしたから。

ともかくこれは明日からの診療に取り入れてみるしかない、そう強く思いながら、せたな町のクリニックに戻りました。

人間、新しいことを学んだらなるべく早くそれを実行に移す必要があります。感覚として、1週間やらなかったらきっとやりません。ですからなるべく早く「コンフォートデンチャー」を始めてみる必要がありました。

幸い、入れ歯の患者さんは毎日、山ほど来院されます。そこでまずは無料でやってみることにし

ました。

最初の患者さんは、上の総入れ歯の患者さんです。今なら違う治療方法を選択したと思いますが、失敗の無さそうな、無難な患者さんから始めてみました。

セミナー後半からの喧嘩の影響かどうかはわかりませんが、詳細な治療の手順は示されないままでしたので、普段の治療方法を応用しながらとにかくシリコーンデンチャーを完成させました。

完成したシリコーンデンチャーを初めて患者様の口の中に入れた時の感動は今でも良く覚えています。

外したくても外れない、これまで経験したことの無いほどの吸着力です。

でも、結論から申し上げますと、結果は失敗でした。

入れ歯は外れないのですが、密着しすぎてあちこち痛くなってしまったのです。

でもその時に決心しました。

「シリコーンデンチャーの症例経験数、日本一を目指す」

人口1万人以下の田舎町の歯科医師がそう心に誓ったのです。

そして次のコンフォートデンチャー症例が現れました。

そして失敗しました。入れ歯を使うことはできても、完璧とは言い難い状態です。

そしてまた次のコンフォートデンチャーの患者さん。

んー、今度はそう来たか。また失敗です。でも、前よりは上手くいきました。

結局、あっという間に数十症例を経験したのです。当然まだまだ失敗もあります。でもそれとは反対にとても上手く行く症例も多くなりました。

気が付けば、総入れ歯の患者さん2人に1人はシリコーンデンチャーを選択するようになりました。

その頃には、入れ歯でも何でも噛めると喜ぶ患者様が多くなり、スタッフもそれを見ては感動し、入れ歯が痛くて困っている患者には積極的に「コンフォートデンチャー」を勧めていきました。

これまで入れ歯の治療で患者と一緒に悩み苦しんできた私が、入れ歯の難症例をウキウキしながら求めるまでに意識が変わりました。「コンフォートデンチャー」という武器さえあればもう入れ歯治療は怖くはありません。

2007年のある日、東京から一本の電話がかかってきました。「コンフォートデンチャー」の製

造元である、株式会社バイテック・グローバル・ジャパンの社長からです。

「これだけの数の症例を経験している先生は全国的にもそうはいません。ぜひ、東京でセミナーを開催して治療方法のコツをお話してもらえませんか?」

東京!

実は私、大学を卒業して以来、北海道外の旅行は全く無く、東京に行った記憶は小学生の頃のものです。高校の修学旅行は、京都以外に行ったかどうかも定かではありません。

果たして無事にたどり着けるかどうかも怪しい。

「やらせてもらいます」

あ、引き受けちゃった!



入れ歯に関する悩みはお受けします。
まずは無料相談から始めましょう。皆さん、そこからスタートしています。
電話 011-211-1000(平日9時~18時)

2015年12月16日 (水)

患者満足度と患者幸福度

こんにちは。札幌の入れ歯専門歯科クリニック、コンフォートデンタルクリニック理事長の池田昭です。

この数日、雪も降らず平和な状態が続いております。壊れていた除雪機も修理が完了して戻ってきました。だからと言って雪が降れとは思いませんが、とりあえず一安心です。

さて、当院での入れ歯治療を希望される方は様々な主訴を持っています。
入れ歯を製作するにあたっては、少なくともその主訴を解決することに力を注ぎます。

とりあえず入れ歯が入って、何かあったら調整に来てね、ではきっと上手くいきません。これまで皆さんが経験してきたことと同じことです。

入れ歯が完成する前に、問題がないことを確認してから完成させる、治療方法を第一に提案させてもらっていますが、それにしても入れ歯の主訴を完全に解消することはなかなか大変なことです。

ですから、入れ歯の治療のみで患者様から満点をもらうことはそう滅多にあることではないです。まあ、たまにはありますが。

そこで当院では、入れ歯の機能を補うための「口腔機能改善支援サービス」や、入れ歯では改善しきれない、ほうれい線などの見た目の問題を解決するための「表情筋機能再生トリートメント」など、入れ歯以外の様々な取り組みを行っています。

また、治療開始前から治療中、治療終了後も患者様に寄り添う、入れ歯カウンセラーの存在も大切です。
でも、患者様にはもっと様々な悩みを抱えている方が大勢います。中には家族に関する悩みを打ち明ける方もいます。
さて、そのような方が入れ歯の治療が完了して、噛めるようになったとして、果たして「幸福」といえるのでしょうか?

入れ歯の満足度はまあまあ合格点となっても、幸福度が低ければとても残念に思います。
ですから、歯科クリニックで他にも何ができるのか、常に考えています。

という訳で、今日は柔道整復師、ダイエットトレーナー、その他各種プライベートトレーナーの野田勝様に、クリニックに半日いてもらい、どのようなサービスが提供できるのかリサーチしてもらいました。

下は患者様の手のスベスベマッサージをしているところ。

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女性は何歳になっても美しくあって欲しいと願い、美に対する様々なアプローチができる彼とのコラボレーションに私も期待しています。
せっかく入れ歯を作って頂いた患者様の「幸福度」を向上するために、今後も多くのサービスを提供する予定です。人生の潤いを提供できる場所として、歯科クリニックという枠を超えて、常識にとらわれない発想でこれからも頑張って参ります。

でも、最初のきっかけは「入れ歯のお悩み相談」です。そこから人生の転換は始まります。
相談した時点から始まるんです。まずはお電話を。

電話 011-211-1000(平日9時~18時)
コンフォートデンタルクリニック

2015年12月 3日 (木)

池田昭のストーリー その5

こんにちは。札幌の入れ歯専門歯科クリニック、コンフォートデンタルクリニック理事長の池田昭です。

 

先日、雪がどかっと降りましたが、その際に除雪機を動かそうとしたら途中で止まってそれっきり前にも後ろにも進まなくなってしまいました。しかも車の後ろで。

かなり古めの中古の除雪機ですが、ディーゼルエンジンの結構大きめの機種で、雪の中に埋もれる形になっていて、人力ではとても移動できません。業者に修理を依頼していますが、忙しい、トラックが雪のせいで除雪機の所まで入っていけなかった、などの理由で1週間以上そのままです。

 

そうこうしているうちにもどんどん雪が降ってまいります。そう、北檜山町初出勤の日も雪が降っていました。

 

さて、今回はまた池田昭のストーリー、5回目でございます。

前回は記録的な吹雪の中、札幌から北檜山町まで何とかたどり着いてしまった所まででしたね。

 

北檜山町での数年間は、私の歯科医師人生において非常に重要で、今の自分があるのもここでの経験があってのことだと思っています。もし札幌などの都市部で働いている先生がこれを読んでいるとしたら、田舎町で歯科医師として働くとしたら、どういうことが起こって、そしてきっと良い経験になるということを知ってほしい。でもそれも今だから言えることかもしれませんが。

 

それでは北檜山町で働き始めて何が起きたのか説明していきましょう。

最初の衝撃。

患者さんがクリニックの隣の土地に、新しいクリニックと自宅に建ててくれました。私、お金は払っていません。建ててあげるから新しい建物に移りなよ、ただそれだけです。

結果、北檜山町勤務を始めて数カ月後、雪が溶けてゴールデンウィークには新築のクリニックと自宅に住むことになりました。家賃は古い建物のクリニックのテナント賃料と、賃貸アパートの家賃を足したものと同額です。

 

これは父がその患者さんと築いてきた信頼関係によるものでしょうが、それにしてもそんな旨い話があるものなのか?旨過ぎやしないか?

その意図の裏を読んで、そのまた裏の裏を読んではみましたが、結局、クリニックが新築になり、それだけでした。

 

治療の御礼に、お菓子や商品券をもらうことはあっても、新築のクリニックと自宅を頂いたのは初めてです。全国的にもまあ、無いでしょう。この先も滅多にあることでは無いとは思いますが、もし同じことを考えている患者さんがいれば、次はビルをお願いしたい。戸建てではもう驚きません。

 

さて、これだけでも十分驚異的な出来事でしょうが、私にとってもっと衝撃的な出来事はまだまだ沢山あります。ここでは書けないようなこともありますけど。

 

衝撃その2は、農家さんの3ヶ月診療サイクルでしょうか。ピンと来ない人もいるかもしれません。私も初めての事だったので随分戸惑いました。

農家の方々は、3ヶ月毎に、「忙しい時期」つまり通院できない時期と、「暇な時期」がやってきます。つまり、3ヶ月の間に治療に区切りをつけなくてはなりません。

それで何が起きるかと言うと、治療をすればまだ残せそうな歯も、治療期間が3ヶ月を超えるようであれば抜歯して、そして入れ歯にすることを強く希望されます。

結局、微妙な歯は尽く抜歯を余儀なくされて入れ歯の治療へと進んでいきました。これまでなるべく歯を残す努力がかえって迷惑な場合もあると自分を納得させて対応しました。

 

衝撃その3は、その2に付随したことです。

1日の治療の半分近くが「入れ歯」に関することになってしまいました。

今から10年近く前の時代です。当時の歯科界の雰囲気は、「インプラント治療が最高・最良、やらなければ時代遅れもいいところ」みたいな感じでした。「アメリカでは入れ歯治療の数はゼロに近い。いずれ日本もそうなる」とまで言われたことがあります。実際、そんなことは事実無根なのですが、そんな風潮の中、自分のアポイント帳は入れ歯の患者さんで埋め尽くされている訳です。

 

そしてその入れ歯治療が上手く行かない。

 

入れ歯治療の辛いところは、「入れ歯が完成したら、はい終わり」といかないところです。

入れ歯を作っては、「ここが痛い」「次はあそこが痛い」「また今度はこっちが痛い」、この対応に追われる毎日でした。

 

待合室は患者さんで溢れています。

でも入れ歯の調整に関わる治療費は殆ど無料に近いものです。治療回数が一定数を超えると、本当に無料でやらざるを得ません。

 

生活はドンドン厳しくなっていきました。ついには自分の給与が無くなるくらいに追い込まれました。

 

「このままでは潰れる」

 

それまでの自分は、「患者さんを幸せにしたら、自分達も自然と幸せな暮らしが出来る」

そう信じていました。でもそれは妄想だったのでしょうか。

そこでインプラント治療を導入してみました。結果、驚くほど収支が改善しました。

 

めでたしめでたし。

 

では終わりませんよ。そんなに単純な話ではありません。もしかしたら他の先生は単純に考えろと言うかもしれませんが。続く。


入れ歯のせいで人生悲観する必要はありません。解決法はきっと見つかります。
入れ歯に関する相談は、
電話011-211-1000(平日9時~18時)
コンフォートデンタルクリニックまで


2015年11月24日 (火)

笑えてますか?

こんにちは。

札幌の入れ歯専門歯科クリニック、コンフォートデンタルクリニック理事長、池田昭です。


とうとう雪が積もってしまいましたね。
ずっと北海道に住んでいますが、車の運転やら家の前の除雪やらでこれからの約半年間は憂鬱になってしまいます。

でも、そんなことであまり深く悩んでいる場合ではないですよね。


この3連休で市民向けの入れ歯セミナーの内容を色々と考えていましたが、今回のテーマ、

「笑い」と「入れ歯」

このふたつについてじっくり考えていました。


そこでふと思うのです。


「自分の患者様は最終的に笑えているのかな?」


ひょっとして下の写真のような状態になってはいないか?Photo

このことはずっと気にはなってました。
クリニックでのお話しや様子しかわかりませんから。

そこで、今年の夏から始めた、「患者さんとの食事会」

27日に第二回目を開催します。
そこで一緒に食事を頂き、その様子をドクターは元よりスタッフも確認に行く。

そうでもしなければ入れ歯の本当の具合はわかりませんよね。
一回だけの食事でもどうかとは思いますが、無いよりはマシです。

そんな取り組みなどを通じて、
患者様が本当に「笑える」生活を手に入れるお手伝いをさせていただきます。


まずは入れ歯治療を通じて。

入れ歯の相談は、下記の電話まで。

011-211-1000(平日9時~18時)